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6,600円(本体6,000円、税600円)
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推薦文より一部抜粋 昨今,乳癌はER, PR, HER2 などの免疫染色によって遺伝子解析パターンを代替したサブタイプ分類に基づいて治療が行われている.元来,病理診断は組織型分類を基本にしたものであるが,本書は通常の乳腺病理の本とは見方が異なり,各サブタイプにどのような組織型や組織像があるか,さらにサブタイプに分けて,特徴のある腫瘍形態や組織型のポイントを説明している.また,サブタイプが腫瘍形状をよく反映していることから,画像診断との関連にも言及した著書である.加えて,近年増加傾向にある乳管内病変のサブタイプの解説もなされており,その進展様式は乳癌の成り立ちから治療を考える上で,貴重な示唆を与えてくれるものと思われる.この点で従来みられた病理診断手順とは切り口を変えた非常に斬新な著書である.