■品名　呼吸器感染症における不思議 50
■著者
　編集　安本　和正　昭和大学 医学部麻酔科学教室
　　　　滝澤　　始　杏林大学 医学部呼吸器内科
■出版　アトムス
■単行本　320ページ
■ISBN　978-4-904307-37-3
■発行　2011年9月22日
■言語　日本語

■内容
「知らなかった...」、「気にはなっていたけれど...」では済まされない呼吸器感染症の「50の不思議」に答えています。

■目次
I 抗微生物薬に関する疑問
1 PK/PD理論とは？　　村田　健・青島正大
2 ペニシリン/セフェム/カルバペネムはどう使い分ければいいか？　　秦　亮・渡邊　浩
3 肺炎治療におけるペニシリン/セフェムの処方の実際は？　　赤司俊介・寺本信嗣
4 肺炎治療におけるカルバペネムの処方の実際は？　　平松和史・門田淳一
5 マクロライド系抗菌薬の使い方は？　　菅　守隆
6 ニューキノロン薬はどんなときどう使い分ければいいか？　　高橋　洋
7 アミノグリコシドはどう使えばいいか？　　山口敏行
II 市中肺炎
8 市中肺炎の初期治療の選択は？　　石田　直
9 原因菌の追究はいかにして、どこまで行うか？　　清水健一郎
10 抗菌薬の１日量はいかにして決定するべきか？　　武田博明
11 肺炎球菌性肺炎の第一選択は本当にペニシリンか？　　西條知見・泉川公一・河野　茂
12 抗菌薬はいつまで続けるべきか、変更、終了のタイミングは？　　渡邉秀裕
13 肺炎の治療のde-escalationの実際のやり方は？　　小金丸博
14 初期治療が無効な場合の抗菌薬の変更法は？　　綿貫祐司
15 点滴から経口治療への切り替えはどのようなときに行うか？　　?原克紀
16 COPD急性増悪時の抗菌薬の適応と使用法の実際は？　　古西　満
17 重症肺炎の予後とその決定因子は？　　野村浩一郎
18 抗菌薬の併用療法はいかなる場合にいかにするべきか？　　舘田一博
19 重症肺炎の呼吸管理はいかにするべきか？（感染対策）　　比嘉　太
20 重症肺炎の人工呼吸管理はいかにするべきか？（呼吸管理）　　小川　拓・三笠桂一
III 院内肺炎
21 原因菌の追究はいかにして、どこまで行うべきか？　　佐田　誠
22 気管支内視鏡下の原因菌の検索法は？　　田中章貴・河野　茂・関　雅文
23 院内肺炎の初期治療はいかに行うべきか？　　高木健裕・小林　哲
24 同一の抗菌薬の使用はいつまで続けていいか？　　光武耕太郎
25 抗菌薬治療をいつやめるか？−de-escalationのやりかたは?　　森永芳智
IV 人工呼吸器関連肺炎
26 VAPの予防策は？　　小谷　透
27 原因菌の追求はいつ、いかにして、どこまで行うべきか？　　福住宗久・水澤昌子・森澤雄司
28 初期治療はいかに行うか？　　中西雅樹・藤田直久・志馬伸朗
29 無効例の次のステップは？　　迎　寛
V 誤嚥性肺炎
30 誤嚥性肺炎の予防策は？　　寺本信嗣
31 誤嚥性肺炎の治療法は？　　大類　孝
32 嫌気性菌を疑うべき時とその治療選択は？−機械的なクリンダマイシン投与は？−　　小林英夫
VI 免疫低下状態
33 免疫抑制状態での感染対策は？　　吉田　稔
34 ニューモシスチス肺炎の予防策はいつ始め、いつやめるか？　　矢崎博久
35 イソニアジドの予防投与はいつ始め、いつやめるか？　　山崎泰宏
36 サイトメガロウイルスの予防はいつ始め、いつやめるか？　　小林信之
37 免疫低下状態での肺炎原因菌の診断法は？　　山崎善隆
38 ニューモシスチス肺炎治療におけるステロイド投与は？　　安岡　彰
VII 周術期の感染対策
39 肺炎患者の手術が必要になったら？　　五藤恵次
40 感染症対策：予防法は？　　盛　直久
41 術後の肺炎の治療法は？　　白石裕治
VIII 抗酸菌症
42 非結核性抗酸菌症の診断基準を満たさない例は治療しないのか？　　倉島篤行
43 非結核性抗酸菌症の治療の実際は？　　佐々木結花
IX 肺真菌症
44 真菌性呼吸器感染症の診断と治療の実際は？　　?倉俊二
X 感染予防・感染制御
45 呼吸器感染症患者の院内対策とは？　　福岡麻美・三原由起子・青木洋介
46 インフルエンザの感染予防策はあるのか？　　新庄正宜
47 インフルエンザワクチンは本当に有効か？　　庵原俊昭
48 呼吸器感染症患者への指導はいかにあるべきか？　　永武　毅
49 慢性下気道感染症の抗微生物薬の使い方は？　　滝澤　始
50 肺炎球菌ワクチンの投与はいつ、どのような人に行うべきか？― 有効性のエビデンスと適応　　力富直人